GetsuFumaDen: Undying Moonをクリア以来長らく、
セールが来る度に気になっていた2Dアクション、
『デッドセルズ(Dead Cells)』をようやくプレイ・一周目クリアができました。
発売から数年経ち、もはやこの類のジャンルのゲームの定番となっている本作は、
間違いなくこれからも長く遊ばれるタイトルだと実感できます。
クリアレビューを含め、おすすめポイントをまとめたいと思います。
この記事の目次
デッドセルズ(Dead Cells)概要
近年のインディのローグライトアクションの中で、
一番広く愛されているといっても間違いない作品『デッドセルズ(Dead Cells)』。
フランスのゲームメーカー「Motion Twin」と「Evil Enpire」により開発され、
2018年にリリース。2023年年始時点で1,000万本の売上を記録しています。
「ローグヴァニア」と呼ばれるシステムを構築し、
インディを中心に多数フォロワー作品があります。
プレイすればひと目で多大な影響が確認できるのが、
GetsuFumaDen: Undying Moonです。
(こちらでは元のジャンルとあまりに違ったことでも、賛否両論ありましたね…。
個人的にはデザインも美しく結構好きなのですが)
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前回のプレイから時間が空いたとしても、
プレイの度ノーダメージのボーナスがあったりアンロック要素が豊富なため、
ふと突然プレイしたくなります。
デッドセルズ(Dead Cells)まとめ
ジャンル | ローグライク・メトロイドヴァニア(ローグヴァニア) |
---|---|
値段 | 税込4,950円(全DLC同梱版「Dead Cells: Return to Castlevania Edition」) |
平均クリア時間 管理人プレイ時間 | 約5~10時間 約20時間 |
カメラ視点 | 2D横スクロール |
ゲーム進行 | ローグライク+メトロイドヴァニア+ステージ選択型 |
攻撃アクション | 近接武器68種類 遠距離武器40種類 スキル(サブウェポン)40種類 |
移動・アクション | ジャンプ、二段ジャンプ、ローリングetc |
流血表現 | あり |
キャラメイク | 無し(スキン変更はできます) |
ファストトラベル | あり(1バイオームマップ中に複数あり) |
やりこみ要素 | あり 周回プレイ可能 収集要素あり |
デッドセルズおすすめポイント
リプレイ性とランダム性が高い探索要素
本作はローグライクのため、
攻略の度にランダム生成されるマップを探索できます。
さらにマップの形状はメトロイドヴァニアになっており、
ゲームを進めるごとに「ルーン」を発見して、分岐も増えていくので探索をより楽しめます。
武器やスクロールと呼ばれる強化アイテムを発見したり、
お店があったり、その他にも細かなイベントが発生したりと探索要素が豊富です。
2D描写も非常に綺麗で、音楽もシンプルなリフのものから、
攻略が進むにつれ荘厳なものにシフトしていき、没入性を高めてくれます。
ルーンを発見したりDLCを購入することで分岐があるのですが、
ゲームシステムに慣れるまで適当に周回しているとなんとなく分岐していくようになります。
フラグの処理などを難しく考えずに、
いい意味で雑に攻略していけるのもラクで楽しいポイントでした。
ステージは1エリアごとに分岐していき、
「バイオーム」と呼ばれています。
バイオーム間にクッションとして「トランジションレベル」と呼ばれる、
準備する部屋みたいなところを挟みます。
回復薬の補充や武器の強化、
集めたセルを支払って各種アンロックをすることもできます。
スピーディー且つ歯ごたえのある戦闘アクション
ローリング回避から二段ジャンプまで、
追従性の高いスピーディーな操作感です。
ストーリー上も死にゲー要素が高く、
敵やボスも含め歯ごたえがあります。
ローグライクの性質上、武器は道中の調達になるのですが、
非常に多くの種類がありエフェクトも含めておもしろいので、
お気に入りの武器が複数見つかると思います。
武器はメインとサブで2つずつ装備することができ、
サブ武器は投擲武器から能力追加も含めてよりバラエティに富んでいます。
ダークだがコミカルさもある独特な雰囲気
主人公は不死となった元囚人のようですが本人も記憶が定かではありません。
一見するとハードな設定なのですが、サムズアップを多用する陽キャなので、
いい意味で肩透かしを喰らいながらプレイすることができます。
(他にも様々なジェスチャーを多用してくれます)
また後述のDLCで実装された「レッグハガー」という、
ペットとして連れ歩けるコミカルでかわいらしいサブウェポンがあります。
(Queen and the Sea DLCで実装)
つぶらな瞳がとてもキュートで良い食べっぷりを見せてくれます。
そもそも結構強い上、敵を食べて成長していくので面白いです。
直近の有料DLCのキャッスルヴァニア版では、
さらに追加でコミカルかつかわいい「マリアの猫」が増えておりおすすめです。
DLCまで豊富
これまでに合計5つの下記DLCをリリースしており、
探索エリア開放とボスの追加がで遊びごたえが格段に上がります。
- 「Rise of the Giant」
- 「The Bad Seed」
- 「Fatal Falls」
- 「The Queen and the Sea」
- 「Return to Castlevania」
一番直近の『悪魔城ドラキュラ』とのコラボDLC、
「Return to Castlevania」ではマップ開放だけでなく、
リヒターとアルカードも登場します。
音楽も『悪魔城ドラキュラ』のものが挿入され、鳥肌ものでした。
同じくキャラクタースキンもアンロックできるので、
非常に新鮮な気分でプレイすることができます。
switch、PS、steamと大抵のプラットフォームでDLC同梱版が発売されているので、
セールに合わせて同梱版購入がおすすめです。
デッドセルズ(Dead Cells)注意点
強いて言うなら難易度設定が細かいところでしょうか。
5段階の難易度調整があり、
真エンドのためには最高難易度をクリアする必要があります。
正直自力で見れる気が全くしない難易度です。
ただこれを見れようが見れまいが正直あまりゲームプレイには関わってこない、
いい意味のラフさがあります。
(プレイ実況とか探せば見れてしまいますし)
何が何でも自力攻略100%したいって方にはストレスかもしれません。
おわりに:個人的評価は90点
一度遊び終えたあとも定期的になんとなく遊びたくなる率は、
他に無いラフな魅力があります。
1プレイで結構満足できてしまうところもあるので、
非常に長いスパンでこれからも断続的に遊んでいくと思います。
2025年までアップデートの実施が宣言されているので、
まだまだ楽しめますね。
詳細点数90/100
ストーリー | 6/10 |
---|---|
操作性 | 10/10 |
キャラクターの魅力 | 7/10 |
ボリューム | 10/10 |
世界観 | 10/10 |
グラフィックス | 10/10 |
音楽 | 7/10 |
爽快感または没入感 | 10/10 |
ゲーム性 | 10/10 |
コストパフォーマンス | 10/10 |
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