2022年も気が付けば折り返しになってしまいました。
本当は2月の発売当初からプレイしたかった『エルデンリング』ですが、
なんとなんと未だにPS5が手に入らずにおります。悲しい。
2022年の新作ラッシュはニンテンドースイッチだけでも非常に豊富で、
中古のPS4にもXBOXにもPCにも転向できずにここまでやってきてしまいました。
こちらの記事は現行ゲームプラットフォームが『ニンテンドースイッチ』だけの方に、
諦めてとりあえず『ダークソウル』やりませんかというお話です。
この記事の目次
ダークソウルとは?【ソウルライクの元祖】
『ダークソウル(Dark Souls)』は、2011年にPS3にて発売されたアクションRPG作品です。
『アーマードコア』シリーズで知られるフロムソフトウェア社より発売されました。
愛称は『ダクソ』です。
本作の前作となる『デモンズソウル』のような高難易度アクションRPGでありつつ、
すべてのステージデザインがシームレスにつながるマップを探索しつつ難敵・難所を攻略していく硬派なゲームです。
非常に多くの後続ゲーム作品に影響を与えており、
「ソウルライク」という言葉の始祖とも知られています。
ナンバリングタイトルも3まで発売され、現在でもオンラインに人がいる(!)など、
非常に多くのゲームプレイヤーに愛されている作品です。
2022年に発売された『エルデンリング』は、
まさにこの『ダークソウル』シリーズの直系の作品となっています。
ダークソウルの特徴まとめ
ジャンル | 3DアクションRPG |
---|---|
値段(Switch) | 税込4,800円 |
プレイ時間 | 60時間(初回クリア) ※筆者は現在3週目で180時間プレイ済みです |
カメラ視点 | 三人称ビハインドカメラ(TPS視点) |
ゲーム進行 | シームレスステージ探索型 ノンユニークの敵はリスポーンあり |
攻撃アクション | 全16種類の近距離武器と2種類の遠距離武器アクション |
移動アクション | ガード、パリィ、ローリング、バックステップ、バックスタブetc |
ボイス | 英語のみ有り |
流血表現 | あり |
キャラメイク | あり |
ファストトラベル | あり |
やりこみ要素 | あり 周回プレイ可能 キャラクター成長あり 武器・防具成長あり |
ダークソウルの魅力
ダークソウルの魅力は大きく分けると3つあります。
一説には『エルデンリング』は「ジャンプができるようになったダクソ」とも、
「ダークソウル4」とも言われているほど、ダークソウルとの操作性の地続き感が言及されております。
硬派なアクション【超硬派な死にゲー】
いわゆる高難易度ゲーム「死にゲー」と称される非常に難しいアクションゲームです。
攻撃ボタンもR1とR2だったりと単純な操作に慣れることもそうですが、
とにかくやられるたびに敵の動きと配置を覚えなおして再戦を挑むという、
ほんとうに昔ながらの古き良き高難易度ゲームと地続きにあることが感じられます。
(グラフィックだけだと当初の筆者は普通に洋ゲーだと勘違いしておりました汗)
篝火と呼ばれるセーブや強化ができる拠点をチェックすると、
それまで倒した雑魚敵がすべて復活しますので慣れるまでは非常に辛いところだと思います。
ですが、危険を冒してでも先へ進むか、
リスポーンしてしまうけど体制を立て直して出直すかを考えながら進めるスリルは、
本作ならではと本当に思います。
しかもリスポーン自体が「不死者」という本作のストーリーにしっかりと噛んでいるため、
違和感無く受け入れられるのも演出レベルの高さが本当に感じられますね。
しばらくプレイして慣れてしまえばソウル稼ぎがどうだの、マラソンがどうだのと、
立派な亡者の仲間入りですのでご安心ください。
妄想が掻き立てられる豊富なフレイバーテキスト
劇中で語られる世界観をはじめ、
装備品や消耗品一個をとってもびっしりと解説が添えられている「フレイバーテキスト」。
明確な言明は終始されておらず、
大まかな本筋以外はゲームプレイ中もあまり触れたり考察を試みなければわからないことの方が多いのですが、
どうにも引き込まれる魅力があります。
しかも、しっかりとテキストを読み込めば浮かび上がって理解できてくる事実もあり、
神話の世界からプレイヤーが実際に操作する時間軸が嚙み合ったことが理解できたときは、
アクションとして楽しいだけではない、本作のハイファンタジーとしての懐の深さにも驚かされます。
世界観に惚れ込んだ方は、ソウルシリーズ一連をきっと楽しめるかと思われます。
いわゆる設定資料集的なアイテムではないのですが、
想像力をかきたててくれるデザインアートワークも発売されており、本作の世界観の理解を深めてくれます。
なにより名称とか通り名とか、いちいちカッコいいんですよね。
トレーラーを見ている限り、エルデンリングもその魅力は健在なようです。
魅力的過ぎる総勢30名のNPCたち
ダークソウルには案外会話のできるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)が後述のDLCまで含めると、
30名ほど登場します。
会話を定期的に継続していると発生するイベントがあったり、
敵対したり共闘できたりと殺伐とした世界観の中でまさに「人間性」に触れることのできる機会となっています。
基本的に変な奴が多いのですが、なんとも憎めないというか人間臭く印象深いキャラが多いのです。
基本的に友好的に接するのですが、ほぼ全員倒してしまうことができます汗。
倒すことでユニークアイテム(と引き換えることができるもの)入手することができるため、
周回前提のプレイだと最終盤にかたっぱしから倒して回ったりもできてしまうのですがまさに人間性が試されますね。
シームレスにつながる探索要素
『ダークソウル』では、前作にあたる『デモンズソウル』のようなステージクリア型ではなく、
すべてのマップがシームレスに接続しているゲームデザインとなっています。
基本的には寄り道要素のある一本道ではあるのですが、
非常に奥行を感じることができ、本作の魅力のひとつであると感じます。
そして『ダークソウル』には地図やミニマップの概念がありません。
なのでどんどんうろついてどことどこが繋がっているかを理解していく必要があります。
最初は頭の中で位置関係がぐちゃぐちゃなのですが、
ゲームを進行するごとにこことここが繋がっていたのか!となることはお約束できます。
地図やミニマップがないからこその奥行が演出されておりますね。
さらにファストトラベルもありますので、
ただただシームレスに移動が大変で骨が折れるということもありません。
Switch版ダークソウルの違い(DLC)
もともとダークソウルはPS3で2011年に発売されたゲームですので、
現行で遊びやすいのは断然HDリマスター版である『DARK SOULS REMASTERED』となります。
SwitchとPS4版が発売されており、グラフィックが向上していることはもちろんのこと、
『ARTORIAS OF THE ABYSS』という大型DLCも追加の手続き無しで最初から同梱されており、
ウーラシールも含めたダークソウルの世界観をたのしみきることができます。
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