『ブレイブリーデフォルト』シリーズは、
2022年でシリーズ第一作のニンテンドー3DSソフト『ブレイブリーデフォルトフライングフェアリー』が発売して10年を迎えます。
昨年はニンテンドーSwitchで『ブレイブリーデフォルトⅡ』が発売され、
今年も新作ソーシャルゲーム『ブリリアントライツ』が稼働しはじめています。
(残念ながらかなり低評価のようですが…)
個人的にニンテンドー2DSを購入後、必ずやってみたいと思っていた作品でした。
改めて基本作品情報を備忘録的にまとめておきたいと思います。
この記事の目次
ブレイブリーデフォルト基本情報
本作は2012年10月7日に発売された、見下ろし型の3Dコマンド制RPGゲームです。
『オクトパストラベラー』や『トライアングルストラテジー』でも有名な、
浅野智也氏のプロデュースでも知られています。
「ファイラ」や「ケアル」、「エーテル」などなど、
『ファイナルファンタジーシリーズ』と同じ名称の魔法やアイテム・モンスター名が登場するため、
『FFシリーズ』をかねてからプレイきたことがある人はよりとっつきやすいつくりになっています。
王道のJRPGを踏襲した「ボーイミーツガール」的なはじまりかたをはじめ、
キャラの等身も低いため、表情の豊かな人形劇のようですが、
進めるごとに、どんどん重い人間ドラマの展開を見せてくれます。
背景が非常に美しく、絵画世界のような街並を駆け抜けるだけでも得難い体験があります。
操作せずに置いておくとプレイ画面が俯瞰になるので、一枚の絵画のように楽しめます。
また音楽も非常に美しく、加えて非常に豪華な声優陣で制作されているため、
携帯機ですがヘッドフォンプレイに非常におすすめです。
すれ違い通信やインターネット通信で携帯機らしい交流でのコンテンツ強化が図られています。
また3DSらしく、裸眼立体の「ARムービー」も複数収録されています。
現在も公式サイトに複数のARマーカー画像が置かれていますのでムービーが楽しめます。
↓↓↓
https://www.jp.square-enix.com/game/material/bdfts/ar-marker.html
フライングフェアリーとフォーザ・シークウェルの違い
バージョンの違いによって大枠のメインストーリーには変更はありません。
またDLCが追加されたりということもありませんが、
一部サブクエストが変更になっています。
主な変更点
・アビリティの効果の一部変更
・セーブデータが3つまで保存可能
・エンカウント率や難易度調整
・バトル速度調整が可能
・サブイベが豊富に
・オートセーブが頻繁に
・イベントビューアーの実装(章ごとにまとめられており、いつでも見返せる)
・ブレイブリーセカンドが使用可能
(ニンテンドーショップで使用枠を回復できるソシャゲのスタミナのようなものを売ってるが現在は購入不可)
また主にユーザーインターフェース周りが遊びやすくアップデートされていたり、
チュートリアルクエストが細やかに入るようになっているため、
ゲームをプレイしながら自然とシステムが覚えやすいように変更されています。
独特の戦闘システム「ブレイブ」と「デフォルト」
本作は「ブレイブ」と「デフォルト」という独自の戦闘システムになっています。
公式では「ブレイブ」はターンの前借り、
「デフォルト」はターンの貯金と形容しているようです。
シリーズを代表するシステムですが、慣れるまでに少なくとも2-3時間はかかろうかと思われます。
プレイヤーも敵も同じシステムで動くので、
カードゲームのような読み合いが発生します。慣れないうちはザコ戦ですら難しく感じます。
このシステムを理解しないとレベリングだけでは突破できず普通に全滅します。
※フォーザシークウェルバージョンかつこのシステムがおもしろく感じられなければ、
エンカウントを切ったり、難易度をイージーにするといいかもしれません。
例えば戦闘不能を回復する場合、ブレイブでフェニックス尾で復活をさせ、
続けてケアルやポーションで体力を回復を行うと起き上がりをまた倒される心配もなくなります。
ザコ戦はどんどんブレイブを使って1ターンで終わらせていきましょう。
経験値やアビリティポイントが多く取得できるようになります。
戦闘終了時のリザルトボーナス
戦闘終了時に、条件を達成すると戦闘終了時のボーナスが付与されます。
・1ターンで敵を倒す
・ノーダメージで倒す
・同時に敵全体を倒す
これらを満たすとお金、経験値、ジョブポイントのボーナスが付与されます。
道中の雑魚戦などは積極的に狙って行けるといいですね。
ジョブシステム
また、本作には『ファイナルファンタジーV』や『ファイナルファンタジータクティクス』のように、
「ジョブシステム」が採用されています。
「ブレイブ」と「デフォルト」システムと並ぶ、本作を象徴するゲームシステムです。
公国軍の士官クラスが保有している、
「アスタリスク」というものを入手するとジョブチェンジが可能になります。
ジョブ固有のアビリティを使うことができる「メインジョブ」と「サブジョブ」の2つと、
「サポートアビリティ」という能力の装備ができるようになっています。
そのため、メインの見た目と主力能力にくわえてサブのジョブの能力、
そして空きスロットへサブアビリティとかなりカスタムが効くようになっています。
ジョブ「すっぴん」の「だうじんぐ」など、
戦闘以外で効果を発揮するものも多いため色々と工夫の余地があります。
またジョブにより得意な装備類も変化しますのでめんどくさくも面白い点です。
レベル上げより重要な「ジョブレベル上げ」
本作はキャラクターレベルよりも、ジョブのレベルの高さがものをいいます。
ジョブレベルが高ければステータスも高くなり、
なにより強力なアビリティを使用することが可能になります。
また一人のキャラにつきメインとサブと、二つのジョブアビリティを装備することができるため、
育てているうちに違うジョブをメインで使いたくなっても持ち腐れにならずにすみます。
上記の戦闘終了時のボーナスなどを狙ってジョブレベルを効率よく上げていくと、
ストーリーに集中できるようになります。
キャラクターによる能力値の違い
操作可能キャラクターは、主人公となる4人のパーティーメンバーです。
アニエスは魔力が高い(知性と精神)ようで、
体感として魔法アタッカーに向いています。
リングアベルは体感で素早さが高いため、
シーフなどが向いています。
ティズは二人のようにとがるものがないものの、
体力も高いため盾役に向いている。
イデアは力が高いので物理アタッカー向きです。
※が、最終的には開きのないステータスに落ち着くそうですので好きな見た目で選んでいいように感じます。
その他のシステムの解説
ゲーム開始時冒頭に、「スクエニメンバーズ」の登録が促されます。
当時は複数のプレイヤーでにぎわっていたシステムのようです。
登録をせずにプレイしていくことはもちろん可能ですが、
スマホかPCから登録しておくと、すれちがい通信で友だちがつくれなくてもゲスト登録ができるようになり、
「村の復興」というミニゲームのメンバーを手軽に増やしていけるため便利です。
登録自体は必要なものは「メールアドレス」程度のかんたんなものですので、
ぜひ登録しておけるとよいでしょう。
その他攻略メモ
セーブはワールドマップか、赤い服を着た冒険者に話しかけることでできます。
アチーブメント達成状況などを同期させるデータ更新も可能です。
拠点移動で購入できる魔法書類は最優先で必ず全種類買っておきましょう。
敵を一掃できるのはもちろん、
暗闇、毒などステータス異常系スキルまで押さえておけるとより楽にゲーム進行ができるようになります。