新作ゲームや懐かしのゲーム情報を調べていると、
頻出するゲーム用語や単語。
当然知っている体で話が進むので、
文脈でなんとなく伺い知るものが多いですが、
できれば正確な意味を備忘録的にまとめたいと思い作成しました。
ジャンル用語、システム的な用語など、
なんとなく関わりがありそうなものを大区部でまとめております。
この記事の目次
ゲームジャンル系の用語・単語
ソウルライク
フロムソフトウェアの3D高難易度アクションRPG、
『ソウル』シリーズをはじめその影響を受けた後続の派生高難易度作品全般を指します。
いわゆる「死にゲー」とも称されますが、
あくまで何度も「死ぬ」ことがゲームシステム的にもシナリオ的にも、
不可欠に組み込まれていることもソウルライクらしさを形作ります。
2Dですが後述の『デッドセルズ(Dead Cells)』も該当したりと、
様々な後継作品に影響を及ぼしていますね。
(デモンズソウル、ダークソウル、ブラッドボーン、SEKIRO)
『仁王』シリーズ
『ロードオブフォールン(Lords of the Fallen)』
『デッドセルズ(Dead Cells)』
ハクスラ(ハック&スラッシュ)
敵を倒すことおよびアイテム収集が主目的のアクションゲームを称する単語。
ストーリーは薄め(わかりやすく演出されているものが少ない印象)。
『ディアブロ』シリーズや『ボーダーランズ』シリーズが該当し、
見解が分かれるようですが『モンハン』シリーズも該当するようです。
(『仁王』がソウルライクと横断的な印象を受けますね)
ただし武器のビルド(育成・成長要素)があるものはジャンル違いでは?
という声も大きいようで、
あくまでランダムドロップのレア武器を運用するゲーム性が強いかで、
区分されがちな様子。
『ディアボロ(Diablo)』シリーズ
『ボーダーランズ(Borderlands)』シリーズ
『ハデス(HADES)』
『仁王』シリーズ
『FFオリジン』
※『モンスターハンター』シリーズ
メトロイドヴァニア
任天堂の『メトロイド』シリーズや、
コナミの『悪魔城(キャッスルヴァニア)』シリーズ等、
オープンフィールドを探索する2Dアクションゲームを指す単語です。
名称通りメトロイドシリーズや、
悪魔城ドラキュラ(キャッスルヴァニア)シリーズが該当。
(『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』から)
インディーの高得点メタスコアを獲得しているゲームにも多く、
ジャンル自体のファンも相当数いることが伺えます。
先述の「ソウルライク」や、
後述の「ローグライク」と横断している作品も非常に多い印象。
『メトロイド』シリーズ
『悪魔城(キャッスルヴァニア)』シリーズ
『洞窟物語』
『ロックマンゼロ』シリーズ
『ホロウナイト(Hollow Knight)』
『オリ(Ori)』シリーズ
『深世界Into the Depths』
ローグライク
最初期の探索型コンピュータRPG、
『ローグ』と同じ特徴を持つ作品を指します。
ランダムに生成されるダンジョンを探索し、
アイテム類の収集とレベリングをしながら深部を目指すゲームデザインのものを指す。
ただし探索中に一度死んでしまうと、
進捗や収集アイテムが全てリセットされてしまうのが特徴的。
国内のゲームシリーズでは風来のシレンに代表される、
さまざまなコラボ作品のある『不思議のダンジョン』シリーズが最も有名です。
硬派なゲームシステムのため、少しマイルドにした作風のものは、
「ローグライト」と呼ばれたりもしています。
また2D作品が多く、先述の「メトロイドヴァニア」系との横断的な作品も豊富です。
便宜上「ローグヴァニア」と呼ばれていたりもしています。
『不思議のダンジョン』シリーズ
『デッドセルズ(Dead Cells)』
『ハデス(Hades)』
『スレイザスパイア(Slay the Spire)』
『GetsuFumaDen: Undying Moon』
ゲームシステム関連の単語・用語
FPS
FPSはファーストパーソンシューターの略で、
3Dゲームにおける一人称視点で自キャラクターを操作、
プレイするガンシューティングゲームを指します。
便宜上はガンシューティングゲームだけに限らず、
一人称視点で自キャラクターを操作するゲーム全般を指すことも多いです。
TPS
サードパーソンシューターの略。
便宜上は三人称視点の3Dゲーム全般を指すことも多いです。
(操作するキャラクターの背中が常に見えている3D作品)
アクティブスキル・パッシブスキル
アクティブ・パッシブと、投資信託などで目にする単語ですが、
能動的と受動的を意味します。
アクティブは任意のタイミングでスキル等を発動するのに対し、
パッシブは常在効果を示すものになっています。
その他ゲームの単語・用語
アルファ版、ベータ版
どちらも完成前のテストを行うためのバージョンを指します。
開発者や関係者、専門テスターを中心に行われるテストのためのバージョンがアルファ版。
ベータ版ではより広く一般の方からもテスターをつのってテストするそうです。
オープンベータ、クローズドベータ
上記のベータ版の製品のテストを行う方法に2通りあるようです。
オープンベータでは事前登録などで広く募り、
クローズドベータでは特定団体に限ったり、
招待や抽選を経たテスター等でテストするかなどの違いがあります。
アーリーアクセス
あくまで正式リリース品ではないため、
立ち位置上「オープンベータ版」ともされています。
昨今はアーリーアクセス方式の販売形態が広まってきたため、
あまり意識せずに公開のテスト作業にも同意するようなイメージでしょうか。
(『パルワールド』ではじめて概念を知りました)
なかには7、8年もアーリーアクセス版でサービスを提供続けているソフトもあるようです。
おわりに
ジャンル名に関しては、
インディー制作の高評価ゲームにはかなり横断したものが多く、
どれも耳馴染みがありますね。
定期的新しく概要がわかった単語や用語は随時まとめていきたいと思います。
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